PhosSTOPホスファターゼインヒビターカクテル錠

タンパク質のリン酸化状態を保護するために是非当社のホスファターゼインヒビターをご利用ください。 PhosSTcompleteP ホスファターゼインヒビターカクテル錠では、従来の ccompletemplete プロテアーゼインヒビターカクテル錠と同じ利便性および信頼性が得られ、脱リン酸化酵素に対して広範囲の保護が可能となります。



PhosSTcompletePの特長

リン酸化したタンパク質を単離または解析する際、ホスファターゼ活性からタンパク質を保護する上で最高レベルの利便性をご提供いたします。


PhosSTcompleteP ホスファターゼインヒビターカクテル錠は、毒性のない独自のホスファターゼインヒビターのブレンドであり、 水溶液(バッファ)中で速やかに溶解し、(ホルマリン固定のために)ホルマリンを含むバッファ中でも機能いたします。一部のホスファターゼインヒビターはナノモルレベルでしか必要とされないため、PhosSTcompleteP はすべてのホスファターゼインヒビターをブレンドした、すぐに使用できる錠剤としてご提供させていただいております。


01020201 transparent

PhosSTcompleteP を使用することにより以下の問題が解消します。

  • 適切なホスファターゼインヒビターの混合量を決めるためだけに必要な、時間のかかるスクリーニング作業
  • 各々のホスファターゼインヒビターを混合する手間
  • 様々のサプライヤーからの異なるインヒビターを購入する時間
  • 毒性の高いインヒビターカクテル

他のインヒビターカクテル製品より、効果的なホスファターゼの阻害が可能です(アプリケーションを参照)。


01020201b
 
transparent

速やかに溶解する錠剤1個を10 mlのバッファに加えるだけで、すぐに広範囲のホスファターゼに対するタンパク質保護効果が得られます。


少量の異なるホスファターゼインヒビターを分析用はかりで計量し、有機溶媒(DMSOなど)に溶解するという時間のかかる面倒な作業を行う必要がなくなります。

PhosSTcompletePの便利な取り扱い方法  

広範囲のホスファターゼに対して効果的で便利な阻害作用を提供します。


PhosSTcompleteP インヒビターカクテル錠を使用することにより、最適なホスファターゼインヒビター用いて、広範囲のホスファターゼを阻害することができます。


PhosSTcompleteP には、以下のホスファターゼを効率的に阻害するホスファターゼインヒビターが含まれています。

  • 酸性ホスファターゼ
  • アルカリホスファターゼ
  • セリン/スレオニンホスファターゼ(PR1、PR2A、PR2B等
  • チロシンホスファターゼ(PTP)
  • 二重特異性ホスファターゼ

広範囲のサンプルにおいて、効果的にホスファターゼを阻害します。


PhosSTcompleteP は、様々なサンプルに含まれるホスファターゼを阻害することができます。ほぼあらゆる組織または細胞(哺乳類、昆虫、植物、ならびに酵母細胞など)から得られた抽出物にご利用いただけます。


組織切片をホルマリン固定する場合にも、タンパク質のリン酸化状態をすみやかに保護します。


PhosSTcompleteP は、ホルマリンを含むバッファ中でも活性保たれているので、パラフィン包埋組織切片のホルマリン固定(FFPE)サンプルにもご利用いただけます。


ホスファターゼ阻害剤とプロテアーゼインヒビターカクテル錠と合わせてご利用ください。


PhosSTcompleteP ホスファターゼインヒビターカクテル錠と ccompletemplete プロテアーゼインヒビターカクテル錠を、同じ10 mlのバッファーまたは抽出物中に混和するだけの、最高の利便性でご利用いただくことができます。ホスファターゼとプロテアーゼを同時に阻害するため、脱リン酸化およびタンパク質分解の両者からタンパク質が保護でき、非常に便利です。


PhosSTcompleteP および ccompletemplete錠に含まれる各阻害剤は、併用時においても、それぞれの活性が維持されます。


抽出中に下流の解析に干渉することなくタンパク質を保護します。


これらのインヒビターは、ウエスタンブロットなどのタンパク質解析、あるいはBCAおよびBradfordアッセイ(Protein Assays)などのタンパク質濃度測定アッセイに影響いたしません。


利点

  • 完全な保護: 酸性およびアルカリホスファターゼ、セリン/スレオニンホスファターゼ(PP1、PP2A、ならびにPP2Bなど)、 チロシンホスファターゼ(PTP)、ならびに二重特異性ホスファターゼなどの広範囲のホスファターゼを阻害し、タンパク質を保護いたします。
  • 安全性: この毒性のない PhosSTcompleteP 錠は簡単に水溶液に溶解でき、有機溶媒(DMSOなど)を使用する必要がありません。
  • 柔軟性: PhosSTcompleteP 錠は、動物、細菌、植物、あるいは酵母細胞を含む、ほぼすべての組織あるいは細胞からの抽出物中に使用することができます。
  • 利便性: 適切なホスファターゼインヒビターを調べるのに必要な、時間や手間が省けます。
  • ホルマリン固定サンプルにも利用可能: 組織切片などのサンプル中のタンパク質のリン酸化状態も維持できます。PhosSTcompleteP ホスファターゼインヒビターは、(ホルマリン固定のための)ホルマリンを含むバッファ中でもご利用いただけます。
  • 使い易さ: 錠剤をバッファに加え、すみやかに溶解するだけです。異なるインヒビターの計量、混合は必要ありません。
  • ccompletemplete プロテアーゼインヒビターカクテル錠とのコンパチビリティ: cOmplete錠と組み合わせてご利用いただくことで、簡単にホスファターゼおよびプロテアーゼを同時に阻害します。
  • 長期保存可能: 長期保存のためには、原液にて、4°Cで1カ月間、または、-20°Cで6カ月間以上保存することができます。

PhosSTcompletePの使用方法

保存条件と安定性
  • 錠剤の状態で、+2°Cから+8°Cで保存した場合、ラベルに記載されている有効期限まで安定しています。
  • 錠剤の状態で、+25°Cで保存した場合、3カ月間安定しています。
  • 10倍濃度のストック溶液(1 mlの水に溶解した1個の錠剤)の状態では、+2~8°Cで保存した場合は1カ月、-15~-25°Cで保存した場合は6カ月間以上安定しています。

安全上の注意

錠剤に有意な毒性は含まれておりませんが、念のために、有害と同様にお取扱いください。 すなわち、錠剤を食べたり、飲みこんだりしないよう注意してください。

錠剤をホイルから取り出す際は、注意して指で押し出してください。錠剤が割れて飛散する恐れがありますので爪で押し出したりはしないでください。

ワーキング溶液の調製

10 mlの抽出溶液中のホスファターゼ活性を阻害するには PhosSTOP 1錠をご利用ください。必要に応じて、同じ溶液量に対して、2錠を使用することができます。錠剤は、培地やバッファに直接加えることも、ストック溶液を事前に作成した後にご利用いただくことも可能です。ストック溶液の濃度に関しては、10倍濃度の水溶液をご利用されることをお奨めいたします。必要に応じて、さらに高い濃度を用いることも可能です。

10倍濃度のストック溶液の調製

PhosSTcompleteP 1錠を1mlの水またはバッファ(pH7.0の100 mMリン酸緩衝液等)に加え、スターリングバー・スターラー等を用いて、すみやかに溶かします。10倍のストック溶液は、+2~8°Cで保存する場合は1カ月間、-15~-25°Cで保存する場合は、少なくとも6カ月間は安定しています。より高い濃度のストック溶液(20倍等)も調製可能です。

当社のカタログに掲載する製品は、ライフサイエンス分野の研究のみを目的としています。特に明記のない限り、診断用途目的には使用できません。カスタムバイオテック製品は、特に明記のない限り工業原料用のみを目的としています。
本ウェブサイトでは、幅広い利用者を対象とした製品情報を掲載しています。お住まいの国では利用できない製品、もしくは認可を受けていない製品の詳細情報が掲載されている場合もあります。それぞれの居住国における正当な法的手続や規制、登録、慣習法を満たしていない可能性のある情報の閲覧に関しては、当社は一切の責任を負いません。

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社 〒105-0014 東京都港区芝2-6-1