|
<製品紹介>
組織の分散や細胞の採取などの脱細胞操作で最も使われる方法は、タンパク質分解酵素の使用に基づいています。プロテアーゼは、個々の細胞を遊離するための細胞外マトリックスの分解や、培養細胞を採取するために使用されます。至適な細胞分離のゴールは、生存活性と機能活性を持つ分離細胞の収量を最大限にすることです。
リベラーゼ精製ブレンド酵素
- リベラーゼ酵素は高度に精製された酵素のブレンドで、細胞分散の品質と再現性を増加させ、分離細胞の生存活性と機能性を改善するようにデザインされています。リベラーゼ酵素ブレンドは、クルードでClostridium histolyticumの副次産物が様々である従来のコラゲナーゼに置き換わります。
リベラーゼ酵素テクノロジー
- リベラーゼ酵素テクノロジーは、高い比活性を持つクロストリジウムのコラゲナーゼのアイソフォームの精製法と、一次組織や培養細胞の効率的な分散のために、それらを高比活性の中性プロテアーゼと至適な比率でブレンドする方法を統合しています。
組織分散のための新しく改良された製品品質
- 2009年の初期に、ロシュ・ダイアグノスティックスは改良されたリベラーゼ、リサーチグレードを上市しました。新しいリベラーゼリサーチグレードは高純度のコラゲナーゼI / IIと中性プロテアーゼをブレンドしたものであり、5種類のミクスチャーを新発売します。
- これらのブレンドは幅広い生物種において、より効率的で、穏和、再現性の高い組織の分散を行わせます。この新しい酵素ブレンドは今までの製品よりも以下の優位性を示します;
- クロストリパインとトリプシン活性を減少させたことによる分離細胞の生存活性と収量の増加
- コラゲナーゼIとIIの純度をより上げたことによる高い比活性と安定性(HPLC分析)
- ロット間の均一性を高めたことによる実験の再現性の改善
- リベラーゼ酵素ブレンドはほ乳類、鳥類由来の原料がフリーのため、分離細胞への汚染の危険性が顕著に減少
選択ガイド
- 初代のリベラーゼ酵素ブレンドを使用している場合、表1を参照してください。ただし、これはガイドラインに過ぎず、アプリケーションの条件(濃度、インキュベーション時間)により製品は異なり、至適化が必要となる場合があります。リベラーゼ酵素製品のより詳細な情報はリベラーゼ特別サイトを訪問してください。
| 表1:選択ガイド |
初代のリベラーゼ酵素ブレンド |
新規のリベラーゼ リサーチグレード酵素ブレンド |
リベラーゼブレンザイム1 |
リベラーゼDHリサーチグレード
(高いディスパーゼ活性) |
リベラーゼブレンザイム2 /
リベラーゼブレンザイム3 |
リベラーゼTMリサーチグレード
(中程度のサーモライシン活性) |
リベラーゼブレンザイム4 |
リベラーゼTHリサーチグレード
(高いサーモライシン活性) |
リベラーゼPI |
リベラーゼDLリサーチグレード
(低いディスパーゼ活性) |
リベラーゼCI / リベラーゼRI |
リベラーゼTLリサーチグレード
(低いサーモライシン活性) |
重要な注意:これらの製品はライフサイエンス研究やin vitroでの使用のみに意図されています。診断や臨床目的(人膵島移植など)には使用できません。
ロシュ・ダイアグノスティックスではGMPの要求を満たすために製造された、診断や臨床のアプリケーションのための特別品質の製品を供給しています。いかなるほ乳類や鳥類の組織由来の原材料も使用せず(MTF品質)、ヒトへのアプリケーションにおけるクロスコンタミネーションの危険性を最小限にします。これらの製品は現在のGMPガイドラインを完全に遵守して製造され、医療機器としてのアプリケーションで直接使用できるように、European Pharmacopoeiaにしたがって滅菌条件下で充填できます。リベラーゼGMPグレード製品のポートフォリオ(膵島分離のアプリケーションで、従来のリベラーゼHIに置き換わるリベラーゼMTF、GMPグレード)に加え、カスタム製品や溶液も供給できます。
GMPグレード製品の詳細は、インダストリアルグループにコンタクトしてください。
弊社の研究用コラーゲン分解酵素試薬に関するお客様へのお願い
このたび厚生労働省より関連学会(*1)に対して、平成19年4月3日付け文書及び4月6日付け事務連絡(*2)にて、弊社で輸入販売を行なっている研究用コラーゲン分解酵素試薬を産生する微生物の培養工程においてウシ脳抽出物が使用されているため、人への使用実態がある場合には当該製品を使用した組織移植および再生医療等を差し控えるよう、通知が出されました。
これを受けまして、2007年4月5日(木)から該当製品をご注文いただく際は、この件に関するお客様からの承諾の署名をいただくこととなりました。
つきましては、以下のリンク先の中のCertification of Useを印刷していただき、ご記入及びご署名の後、ご注文の時点で代理店にお渡しくださるよう、あるいはFAXにてご送付くださるよう、お願い申し上げます。
お手数ではございますが、ご理解とご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
(*1) 膵・膵島移植研究会、日本組織移植学会、日本再生医療学会
(*2) 以下のリンクをご参照願います。
-
- 当該製品リスト
- リベラーゼ
Liberase HI (製品番号 1666720)
Liberase PI (製品番号 1667122)
Liberase CI (製品番号 1814435)
Liberase RI (製品番号 1815032)
- リベラーゼブレンザイム
Liberase Blendzyme 1 (製品番号 1988409 及び 1988417)
Liberase Blendzyme 2 (製品番号 1988425 及び 1988433)
Liberase Blendzyme 3 (製品番号 1814176 及び 1814184)
Liberase Blendzyme 4 (製品番号 1988468 及び 1988476)
- コラゲナーゼ
Collagenase P (製品番号 1213857 及び 1213865 及び 1213873)
(ご参考)上記の件に関するRocheのMedical Opinion (PDFファイル)
|