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No.22 連載コラム 第22回

2009年12月 4日 10:41

第22回

MIQE(The Minimum Information of quantitative Real-Time PCR Experiments) ガイドライン

11月の半ばに所用があってずずんぼはまたドイツへ行って参りました。11月ともなるとドイツは「朝は暗いし、夕方には真っ暗 になってしまう」というイメージででかけましたが、意外にまだ日本の冬程度の日照時間で、そこそこ快適に暮らすことができました。ただ、夕方にミュンヘン 空港に到着するので、夏のようにかんかん照りの中を空港からホテルに移動するのと違い、真っ暗な中をタクシーに乗るのはやっぱりちょっと寂しいものがあり ます。サマータイムの導入の経済効果がたまに話し合われたりしていますが、飛行機の到着時間が変わらず日本発の時間がそれにより変わるのは顧客満足度を下 げるような気がしますが皆さん如何思われますか?
 
さて、本題に入りますが、今回の出張中に、掲題の話をR&Dのヒトから聞く機会がありました。著作権の問題上、ファイルを当サイトに貼り付ける訳 にはいかないので文献名を以下に記載します。 The MIQE Guideline : Minimum Information for Publication of Quantitative Real-Time PCR Experiments Clinical Chemistry 55: 4 611-622 (2009) 本文献は、簡単にいうと論文を書く際にマテリアル&メソッドに「リアルタイムPCRについての実験情報をどの程度記載するのが好ましいか?」または「最低 限どの程度記載すべきか?」という話が記載されています。著者等はこの道の所謂オーソリティということで、私も名前を存じ上げている先生も入っています。 やはりこのような話題にも是非とも日本人研究者に加わって欲しいと切に願う次第です。 ずずんぼも自分自身論文を記載したりしたことがありますが、初期にはプライマーの配列、増幅産物の配列、はたまたPCR用の試薬で、バッファーからイオン 濃度に至るまで記載していましたが、今日のようにPCRがあたりまえに使用される状況では、これもナンセンスな話です。しかし、○○社の○○というキット を使用した、プライマー・プローブの配列情報無し!というのには抵抗感もあることも確かです。一方で、企業側からはプライマー・プローブの配列をあかして しまっては・・・ということもあり悩み深い話ではあるのですが、基本的には「論文記載の実験を他の研究者が適切に追試することが可能」であれば良いという ことになりますので、プライマー・プローブの配列情報が記載できないような場合には、使用したキットの製品名及びカタログ番号も記載するのが常識的である ようです。論文記載で悩んだことがある方は是非一読してみて下さい。
 
 

今回、ミュンヘン空港では、当着時にはクリスマス・マーケットの建設が行われおり、帰りの際には既に開業していました。以前も 記載したグリュー・ワインが販売されていましたので思わず飲んでしまいました。本年も速いもので師走になり寒くなって参りました。皆様も御体に気をつけて お暮らし下さい。
 
メリークリスマス&良いお年を!!

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