学術的なご相談、資料請求、機器サポートなど、お客様のさまざまなニーズに対応します。
ロシュ・アプライドサイエンスよりロシュ・イノバティス (Roche Innovatis)製品の販売が開始されました。単純な細胞濃度の決定から複雑な細胞のスクリーニングまで、細胞培養実験全般の様々な解析のためにデザ インされたロシュ・イノバティス製品ラインについて以下に簡単に紹介致します。ロシュ・イノバティス製品に関する詳細については今後の BIOCHEMICAでも紹介して参ります。
Cellavista システムは、幅広い細胞研究アプリケーション領域に対応した結果を提供するように、蛍光イメージングに明視野イメージングの利点を組合わせた迅速かつフレキシブルな画像解析型のプラットフォームです。
レーザータイプの合焦技術は、マイクロプレートをはじめ、他の小型セルカルチャー容器内の研究者が自由に規定した位置からの迅速かつ、信頼性ある自動画像 取得を可能としております。画像ファイルは格納され、その画像解析結果は、スプレッドシート、ヒートマップ、タイムチャート、ヒストグラム、スキャッ チャードプロットにて表示されます。またCellavista システムは、人手をかけずに大量の画像取得やそのデータ分析にも対応できるようにより大規模な自動化システムと統合することが可能です。そのフレキシビリ ティ溢れるソフトウェアとハードウェア設計により、Cellavista システムは下記のような、また下記に限定されること無く幅広いレンジの研究アプリケーションに対応しています:
細胞生物学におけるプロセス開発のキーとなる因子の一つは、希望したタンパク質を一貫して高いレベルで安定的に発現する迅速成長細胞の生成です。セルライン開発の最も肝心なステップは:
Cellavista システムは、視認化し、解析し、細胞成長(カイネティックス、コンフルエンス、細胞サイズ分布等)と蛍光標識タンパク質のタンパク質発現の記録を行うこと により、セルライン開発をスピードアップし、総てのこれらの必須のステップの制御を行うことができます。
Cedexアナライザー製品ラインは、細胞濃度とその生存を決定するためのトリパンプルー排除法に基づく自動化または半自動化のソリューションを提供しま す。画像データ技術は、細胞の直径や密集具合のような形態学的パラメータについての情報を提供します。培養時間チャートは、異なる培養との成長曲線の比較 を可能とすると同時に、特異的成長率や倍化時間の自動計算結果も含んでいます。最新のソフトウェアは最適化されたデータマネジメントが行えるようにデザイ ンされており、データ処理と結果のトレーサビリティを保障できるようになっております。画像と測定結果は自動的に格納され、後で再検討する時のためにユー ザーが解析結果を文書化しておくことも可能です。Cedex、Cedex HiResと Cedex Yeastアナライザーは、完全に自動化された検体処理、染色、細胞計数、結果の図解解析を行うことができます。これらは、GMP工程への適合が検証され ており、21 CFR Part 11にも準拠しています。また、オンラインサンプリングシステムへ統合できるようにリモートコントロールソフトウェア付属の完全に自動化された細胞解析 キャビネット内に設置することも可能です。Cedex アナライザーは、平均的サイズの細胞(直径10-15μm)を用いたアプリケーションにおいて信頼性のある画像解析結果を提供し、一方でCedex HiResアナライザーは、より高解像度、高倍率であるため、最小直径2μmの細胞を検出することが可能です。Cedex HiResアナライザーは、昆虫細胞のバキュロウイルス感染に伴う微細な形態変化観察のような細胞培養における形態変化解析を含むアプリケーションを行う ことが可能です(例. Sander L, Harrysson A (2007)Cytotechnology 54:35-48)。Cedex Yeastアナライザーは、酵母細胞用に最適化されており、メチレンブルー色素排除法を酵母細胞の生存決定のために使用しております。
Cedex XS(“Extra Small”)は、コンパクトで、半自動タイプのメンテナンスフリーのシステムですが、高画像品質を保持しつつ迅速に高品質な結果を提供します。XSは僅 か5μLの細胞培養サンプルをディスポーザブルスライドに添加して使用します。Cedex XSでの1回の測定は20秒以内であり、最小直径5μmの細胞まで検出できます。
CASY® 細胞計測+アナライザーシステムはISO 13319に準拠しており、国際的に認められた細胞計数法です。本法では、低電圧フィールド中の高精細測定孔を細胞もしくは粒子が通過する際に生じる信号 からの情報を取得する為に“パルス エリア解析”と呼ばれるデジタル パルス プロセシングという先進的手法が使用されています。本パルス エリア解析は、細胞生存を無染色、非侵襲的に決定し、細胞サイズ分布のユニークで高解像度記録を提供します。本法は、明確な細胞残骸、死細胞、生細胞と細 胞凝集物の明確な差異を提供し、フェムトリットルレベルの画分の容量差異を検出することができます。細胞種毎に異なる測定キャピラリーを使用することで、 総てのタイプの哺乳類の細胞はもちろんのこと細菌、酵母、藻類、花粉、精子の測定が可能です。
3種類のCASY® 細胞計測+アナライザーシステムは異なるニーズに対応しております。CASY® モデルDT(“Double Tower ”)は細胞や粒子の濃度を迅速かつ確実に決定します。CASY® Model TT(“Triple Tower”)は濃度測定に加え、サイズ分布や細胞凝集レベルの自動測定が可能です。CASY® Model TTC(“Triple Tower Computer”)は、細胞培養における“トータル クオリティ コントロール”のための迅速かつ使用し易い細胞解析システムで、統合されたデータ評価や完全なドキュメンテーションを提供します。CASY® Model TTC システムは、細胞生存、サイズ、凝集物をモニターでき、 GLP/GMPのガイドライン全範囲、同様に21 CFR Part 11にも準拠しています。
製品についての詳細、技術詳細につきましては、www.innovatis.com/productsを御覧下さい。
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図1:マイクロプレート上の細胞の画像解析システムであるCellavistaシステム
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図2:2つの細胞コロニーの検出が可能なCellavistaシステムの画像解析(明視野画像上の緑色オーバーレイ)
Cellavistaシステムアプリケーションについての詳細、アプリケーションノートにつきましては以下のウェブサイトを御覧下さい:
http://www.innovatis.com/products_cellavista
http://www.innovatis.com/services_application-service_cellavista_application-notes
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図3:細胞濃度、生存、細胞形態観察が可能な半自動タイプのCedex XSシステム
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図4:細胞濃度、生存、凝集測定が可能なCASY® 細胞計測 + アナライザーシステム
BIOCHEMICA2009 NUMBER3 (No116)当社のカタログに掲載する製品は、ライフサイエンス分野の研究のみを目的としています。特に明記のない限り、診断用途目的には使用できません。カスタムバイオテック製品は、特に明記のない限り工業原料用のみを目的としています。
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