ファストスタートTaq DNAポリメラーゼと新規のファストスタートHi Fi PCRシステムによる、ホットスタートPCRへの挑戦

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ファストスタートTaq DNAポリメラーゼ

ホットスタートPCRのために、Taq DNAポリメラーゼを化学的に修飾したファストスタートTaq DNAポリメラーゼが、2000年に導入されました。多くのカスタマーからのフィードバックによると、ファストスタートTaq DNAポリメラーゼは、以下の事を保証しています:

現在入手可能なもっともタフな酵素調製品

最もチャレンジングなPCRにおいてもまったく問題はありません。他のポリメラーゼでは停止するようなアプリケーションでも、効果的な結果が得られます(図1、2、3)。

図1:GC - リッチテンプレートの増幅。
200 ngのヒトゲノムDNAが、Apo Eの284 - bpフラグメント(GC含量:74%)の増幅に使用された。メーカーが推奨する反応条件を使用した。GC - RICHレゾリューション溶液と組合わせたファストスタートTaq DNAポリメラーゼのみが、良好な収量と特異性で、フラグメントを増幅できた。
図2:限られた量のDNAからの増幅。
様々な量のヒトゲノムDNAが、tPA遺伝子の130 - bpフラグメントの増幅に使用された。メーカーが推奨する反応条件を使用した。ファストスタートTaq DNAポリメラーゼのみが、0.25 ngのヒトゲノムDNAから、良好な収量と特異性で、期待されるフラグメントを増幅できた。
図3:挑戦的な14重PCRでの14種類のフラグメントの増幅。
14重PCRのために28種類のプライマーを使用して、嚢胞性線維性膜貫通調節因子(CFTR)遺伝子の選択的部位を増幅。アンプリコンの長さの範囲は、 198 bp - 589 bpである。非常に挑戦的なPCRのため、活性化時間の至適化が必要である。しかし、至適化後は、ファストスタートTaq DNAポリメラーゼは、高い感度と収量で、期待される14種類のフラグメントを作成した。

現在入手可能なもっとも多目的な酵素調製品

ファストスタートTaq DNAポリメラーゼはまた、ライトサイクラー機器でのアプリケーションのようなリアルタイム定量PCRで、選択すべき酵素です。ほとんどのライトサイクラー専用キットに含まれています。

ファストスタートHi Fi PCRシステム

新規のファストスタートHi Fi PCRシステムは、ファストスタートTaq DNAポリメラーゼと、プルーフリーディング活性を持つがDNAポリメラーゼ活性は持たない、熱安定性のプルーフリーディングタンパク質を含んでいます。

この酵素ブレンドは、75℃以下では不活性で、PCRのセットアップ過程で形成される非特異的なテンプレート - プライマーハイブリッドを伸長させません。95℃での2分間のインキュベーションを通じての活性化後、ファストスタートTaq DNAポリメラーゼの伸長性と、余分な不正確に取込まれたヌクレオチドを認識する、プルーフリーディングタンパク質の能力が組み合わされ、5 kbまでの様々なDNAやcDNAの、以下のホットスタート増幅を保証します:

  • 高い特異性
  • 高い感度と収量
  • Taq DNAポリメラーゼやファストスタートTaq DNAポリメラーゼの約4倍の正確性

それゆえ、ファストスタートHi Fi酵素ブレンドは、特に以下での使用に有用です:

  • 可能な限り、もっとも特異性、感度、収量を必要とされる長いフラグメント(5 kbまで)の増幅
  • プルーフリーディング活性を持つ、ポリメラーゼや化学修飾物では失敗する5 kbまでのフラグメントの増幅
  • 困難なアプリケーションなど(図5と6)
図4:各メーカーの推奨プロトコールに従い、様々な量のヒトゲノムDNAがtPA遺伝子の4.8 - kbフラグメントの増幅に使用された。ファストスタートHi Fi酵素ブレンドのみが、わずか5 ngのヒトゲノムDNAから、可視化されるフラグメントを作成した。
図5:GC - リッチテンプレートの増幅。
メーカーが推奨する反応条件に従い、200 ngのヒトゲノムDNAが、Apo Eの2 - kbフラグメント(GC含量:74%)の増幅に使用された。様々な量のDMSOがPCRエンハンサーとして加えられた。非常に挑戦的なアッセイ(2 - kbのGC - リッチフラグメントの増幅)のため、DMSOなどのPCRエンハンサーの添加が必要である。ファストスタートHi Fi酵素ブレンドのみが2 - kbのGC - リッチDNAフラグメントを増幅できた。このブレンドの性能に影響せずに、10% DMSO(v/v)まで添加できた。
図6:反応ミックスの室温(RT)でのセットアップ。
様々な量のヒトゲノムDNAが、ファストスタートHi Fi酵素ブレンドを使用して、EPO遺伝子の1.8 - kbフラグメントの増幅に使用された。すべての反応ミックスは室温で同時にピペッティングされ、サイクラー中で直接インキュベート、及び、室温に1時間と 2時間放置後サイクラー中でインキュベートされた。トータル反応ミックス(すべての反応成分を含む)は、室温で少なくとも2時間は安定であり、ロボットピ ペッティングシステムなどで、すべての反応成分をピペットする事が可能である。そのため、ファストスタートHi Fi酵素ブレンドは、ロボットピペッティングシステムとの組合わせによる、多数検体の反応セットアップでの最初に選択される製品である。

ファストスタートTaq DNAポリメラーゼとファストスタートHi Fi PCRシステムは、以下の事を可能にします。

あなたの研究室の効率を改善:

  • 新しいアッセイを迅速に開発、確立:様々な酵素調製品をテストする必要がありません
  • 煩雑な至適化のステップを減らす事による時間の短縮
  • 現在の、ほとんどのPCRテクノロジーにおけるアッセイの改善

経済的:

  • 様々な酵素をストックする必要が減少します

もし必要なら:

  • 定量PCRを含む多様なPCRアプリケーションに使用できる、多目的酵素
  • 困難なPCRアプリケーションでのタフな酵素
  • 3 kbまでのPCRアプリケーションで、高い感度、特異性、収量を提供する酵素

ファストスタートTaq DNAポリメラーゼを選んでください。

もし必要なら:

  • 多様なPCRアプリケーションに使用できる、多目的酵素
  • 困難なPCRアプリケーションでのタフな酵素
  • 5 kbまでのPCRアプリケーションで、高い感度、特異性、収量を提供する酵素
  • PCR合成時に信頼性を附加する酵素

ファストスタートHi Fi PCRシステムを選んでください。

Order INFO

製品名 製品番号 包装単位 希望価格
ファストスタート
Taq DNAポリメラーゼ
2158264 50 U(25回) ←製品番号をクリック
2032902 100 U(50回) ←製品番号をクリック
2032929 500 U(250回) ←製品番号をクリック
2032937 1,000 U(500回) ←製品番号をクリック
2032945 2,500 U(1,250回) ←製品番号をクリック
2032953 5,000 U(1,000回) ←製品番号をクリック
ファストスタート
Hi FI PCRシステム
3553426 125 U(50回) ←製品番号をクリック
3553400 500 U(200回) ←製品番号をクリック
3553361 2,500 U(1,000回) ←製品番号をクリック

BIOCHEMICA2003NUMBER4(No93)

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