プロティナーゼK、リコンビナント、PCRグレード:テンプレート調製に最適なツール

新製品コーナー

真菌類のTritirachium album limber からろ過で分離されていたプロティナーゼKが、Pichia pastoris で リコンビナントとして発現されました。プロティナーゼKはほとんどの天然タンパク質に効果的で、変性剤の存在下でも活性を保持しています。それゆえ、 DNA/RNAの単離に大変有用なツールです。このプロティナーゼは分子量28.9 kDの酵素で、279個のアミノ酸よりなる一本鎖ペプチドです。他のセリンプロテアーゼと同じく、ペファブロックSCなどのスルフォニルフルオライド誘導 体で失活します。合成基質であるクロモザイムTRYの水解におけるpH活性はpH 6.5 - 9.5が至適です。
様々なソースから無傷の高分子核酸を分離するために、製品の更なる純化を達成しました。最も厳しい規格と夾雑物を最小限にした事により、市場で最も高品 質の製品となりました。エンドヌクレアーゼ、ニッキング活性、リボヌクレアーゼの活性は不含で、DNA含量も10 pg/ml以下です。また、微生物の混入は、溶液タイプで5 cfu/ml、凍結乾燥品で125 cfu/g以下となっています。
新規のリコンビナント酵素の性能が、天然酵素と比較されました(図1)。性能、物理的、化学的性質は天然酵素と変わらないため、今までのプロトコールを変更する必要はありません。

図1:MagNA Pure LC DNAアイソレーションキット(大容量)と、天然および2ロットのリコンビナント プロティナーゼKを使用しての、血液からのDNAの分離。
収量と純度に違いは見られない。同様の結果が、細胞や哺乳理組織を使用しても得られている。
 
天然およびリコンビナント酵素分子の熱安定性は、ディファレンシャル スキャニングカロリメトリーにより示された。リコンビナント酵素の融解点は、サプライアーAの酵素とほぼ同等であった。サプライアーBの酵素の構造はより 不安定で、リコンビナント酵素は至適な安定性を示した。

Order INFO

製品名 製品番号 包装単位 希望価格
プロティナーゼK、
リコンビナント、PCRグレード
(溶液)
3115887 1.25 ml 近日発売
3115828 5 ml
3115844 25 ml
プロティナーゼK、
リコンビナント、PCRグレード
(凍結乾燥)
3115836 25 mg 近日発売
3115879 100 mg
3115801 2 x 250 mg
3115852 4 x 250 mg

BIOCHEMICA2003NUMBER2(No91)

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