学術的なご相談、資料請求、機器サポートなど、お客様のさまざまなニーズに対応します。
ノンRIによる核酸の標識と検出システム、「DIGシステム」が紹介されて10年以上になります。国内におきましても既に大学、国公立研究所、企業の研究所における様々な実験でベーシックなツールとして浸透、および広く活用されるまでになりました。
現在、弊社では一人でも多くの皆様にご満足のいく結果をより早く得て頂くため、取扱説明書および各種マニュアルの日本語版の完備、学術サポート、そしてセミナー/実技講習会への協賛などを行って参りました。
ここでは、お客様からよく頂戴するご質問の一部をQ&A形式でまとめましたので、DIGシステム導入の検討や実験指針の確立にお役立て下さい。
PCR法によるプローブ調製には、次の特長が挙げられます。
| PCR法 | ランダムプライムド法 | |
| シングルコピー遺伝子の検出に必要とされるテンプレートDNA量は? |
|
|
図.1ランダムプライムド法とPCR法による標識の概略

| PCR法 | ランダムプライムド法 | |
|---|---|---|
| テンプレートDNAの純度の重要さは? | + | +++ フェノール/クロロフォルム摘出を少なくとも1回行い、エタノール沈殿の実施は不可欠。 |
| ラベリング反応で特に注意する点は? | DIG標識を行う前に、通常のPCR反応条件の至適化を行う。 | 精製度の低いテンプレートの使用や、その調製時に持ち込まれた塩、EDTAが酵素反応を阻害する可能性がある。 |
| ラベリング高率のチェック方法は? | アガロースゲル電気泳動による確認。
|
標識コントロールDNAとの直接比較による確認。
|
| PCR法 | ランダムプライムド法 | |
|---|---|---|
| プローブ中に含まれる未標識テンプレートDNAの量とその影響は? | 未標識DNA量<<<標識済DNA量 →影響はない。 |
未標識DNA量>>標識済DNA量 →ハイブリ時に競合反応が起こり、非特異的シグナルや高バックグラウンドの原因となる可能性がある。 |
従って、出来る限りPCR法による標識と、次の製品のご使用をお勧めします;
お客様からご提供頂いた、本キットで標識したプローブを用いたサザンブロットやノーザンブロットのアプリケーション例をバイオケミカニュースのバックナンバー(日本語版 No.87、88)のDIGコーナーでご紹介していますので合わせてご参考ください。
必要ありません。ただし、in situ ハイブリダイゼーションで使用する際には、エタノール沈殿やゲルろ過による標識プローブの精製をお勧めします。
現在、最新の能書およびマニュアル内から精製ステップの記載が以下の理由から削除されています;
ゲルろ過による精製には、次の製品をお勧めします;

図.2ハイピュアキットを用いたDIG標識DNAの精製
本キットの標準的プロトコールにてランダムプライムド法でDIG標識したDNAプローブの精製を行った。モックハイブリダイゼーション(プローブ濃度:25ng/ml、ハイブリ溶液:DIG Easy Hyb)後、CSPDによる化学発光検出を行った。
パネルA:ハイピュアキットで精製したプローブを使用
パネルB:未精製のプローブを使用
精製によりバックグランドが完全に解消されている。
パネルC:DIG標識DNAプローブの希釈系列の直接検出
1:DIG標識コントロールDNA、2:未精製のプローブ、3:精製したプローブ
それぞれのプローブ感度がほぼ同等であった事から、本キットによる標識プローブの優れた回収率が示された。(BIOCHEMICA No.4[1995]より抜粋)
DIGシステムを用いた、フィルターハイブリからin situ ハイブリに至る各種アプリケーションの実施例を募集しています。論文や学会などで発表されている事例で、本コーナーへの掲載を許可して頂ける実施例がございましたら、下記までご連絡ください。
お問い合せ先:弊社リサーチ製品学術部、
E-Mail:tokyo.biochemicals@roche.com
| 製品名 | 製品番号 | 包装単位 | 希望価格 |
|---|---|---|---|
| PCR DIG プローブ合成キット | 1636090 | 1キット (25回標識反応) |
←製品番号をクリック |
| クイックスピンカラム G-50 (ビオチン標識DNA) |
100609 | 20カラム | ←製品番号をクリック |
| クイックスピンカラム G-50 (ビオチン標識RNA) |
100616 | 20カラム | ←製品番号をクリック |
| ハイピュアTMPCR プロダクト ピュアリフィケーション キット |
1732668 | 1キット (50回精製) |
←製品番号をクリック |
| 1732676 | 1キット (250回精製) |
←製品番号をクリック |
BIOCHEMICA 2002 NUMBER 4(No. 89)
当社のカタログに掲載する製品は、ライフサイエンス分野の研究のみを目的としています。特に明記のない限り、診断用途目的には使用できません。カスタムバイオテック製品は、特に明記のない限り工業原料用のみを目的としています。
本ウェブサイトでは、幅広い利用者を対象とした製品情報を掲載しています。お住まいの国では利用できない製品、もしくは認可を受けていない製品の詳細情報が掲載されている場合もあります。それぞれの居住国における正当な法的手続や規制、登録、慣習法を満たしていない可能性のある情報の閲覧に関しては、当社は一切の責任を負いません。
〒105-0014 東京都港区芝2-6-1